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さみしい。
いつになったら、さみしくなんかなくなるのだろう?
長いこと生きてきたんだから、たいがいでそこを乗り越えていいはずなんだ。いいはずなんだが、あいかわらずそこにいる。立ちつくしている。
こんなはずじゃなかったのに。こんなはずじゃなかったのに。
もういまの僕の年齢の頃になっていれば、予定では、とっくにその風の岩場を超して春の花園にでて、僕は安らいでいたはずだったんだ。岩場は風がうなるばかり。僕はまだごつごつとした感情の岩場にしかいないのだ。
さみしい。誰かいないか。暮風のさみしさを癒すことのできる人はいないか。
ってったって、いるわけがない。一人を一人であやす。感情を揺りかごに寝せて、理性が揺らす。
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