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御無沙汰しております。
最近、報道番組などで認知症患者の増大が社会的重要テーマとして採り上げられていますが、その現状を簡単にまとめてみると次のようになります。
〇急激な超高齢化と認知症患者の実態(日本国内の総計)
・全世帯に占める高齢者のみの世帯(単身・夫婦のみ)の割合は、団塊世代が75歳を
超える2025年には約26%に達すると予想されている(2010年時点は約20%).
・日常生活において支援や介護が必要になる認知症高齢者は2025年に470万人に達
する見込み(2010年時点は280万人).
・独り暮らし高齢者は2035年に760万人に達する見込(2010年時点は500万人).
・認知症患者数 800万人時代の到来.認知症患者の行方不明(徘徊等)者数・・9,600人超/年 うち351人が死亡(NHKの調査による.平成24年時全国の警察のデータ)
こうしたことを踏まえ、地域包括ケアシステムが注目され、その拡充も期待されていますが、まさしく、今後の福祉のまちづくりの重要性がますます高まっていると言えます。その中で、弊団体が多くの民間・行政の方々の参加協力を頂きながら取り組んでいる、「おやすみ処」(街角かどの小さなおやすみ&ふれあいスポット)のネットワークを活かし、声かけ運動や所在の確認など、高齢者等に対する地域ぐるみの見守り活動に少しでも貢献することができればと考えています。
今後とも当活動へのご理解・ご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
代表理事 金田好明
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